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磔木
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はりき
ふりがな文庫
“
磔木
(
はりき
)” の例文
堕落
(
だらく
)
した天使の
変化
(
へんげ
)
です。ジェズスは我々を救うために、
磔木
(
はりき
)
にさえおん身をおかけになりました。御覧なさい。あのおん姿を?
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それを何ぞや
天主
(
てんしゅ
)
ともあろうに、たとい
磔木
(
はりき
)
にかけられたにせよ、かごとがましい声を出すとは
見下
(
みさ
)
げ果てたやつでございます。
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ジェズスは二人の
盗人
(
ぬすびと
)
と一しょに、
磔木
(
はりき
)
におかかりなすったのです。その時のおん悲しみ、その時のおん苦しみ、——我々は今
想
(
おも
)
いやるさえ、肉が
震
(
ふる
)
えずにはいられません。
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
磔
漢検1級
部首:⽯
16画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“磔”で始まる語句
磔刑
磔
磔柱
磔刑柱
磔殺
磔仏
磔像
磔刊
磔身
磔場