“労症”のいろいろな読み方と例文
旧字：勞症
読み方割合
ろうしょう66.7%
らうしやう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
リョウマチや、胃腸の病気や、労症（ろうしょう）や、脳病に利（き）き、婦人の病や、花柳病の類（たぐい）にも効があるということで、婦人客が意外の遠くから来て、長く逗留（とうりゅう）することもあるという。
大菩薩峠：25 みちりやの巻 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)
昔（むかし）から、労症（ろうしょう）という病（やまい）はあったのだ。
草原の夢 (新字新仮名) ／ 小川未明(著)
ムヽウ禁厭（まじなひ）かい。弥「疝気（せんき）の小柄（こづか）ツ腹（ぱら）（千住（じゆ）の小塚原（こづかつぱら））と云（い）つたら怒（おこ）りやアがつた、跡（あと）から芳蔵（よしざう）の娘（むすめ）が労症（らうしやう）だてえから、南瓜（たうなす）の胡麻汁（ごまじる）を喰（く）へつてえました。長「何（なん）だい、それは。 ...
にゆう (新字旧仮名) ／ 三遊亭円朝(著)
おや／＼労症（らうしやう）南瓜（かぼちや）の胡麻汁（ごまじる）つて。
にゆう (新字旧仮名) ／ 三遊亭円朝(著)