“らうしやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
癆症71.4%
勞症14.3%
労症7.1%
老松7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「町内の見庵けんあん樣が、癆症らうしやうになるといけないから、毎日身體に精をつける藥を呑むやうにつて、煎じ藥を下さいました」
伊勢屋の息子は五年がかりの勞症らうしやうがケロリと治つて嫁を貰ひ、旗本三右衞門の奧方は、江戸中の醫者に見放された眼病が平癒し、小梅の豪農小兵衞は、氣が觸れてあらぬ事を口走つたのが
ムヽウ禁厭まじなひかい。弥「疝気せんき小柄こづかぱら(千じゆ小塚原こづかつぱら)とつたらおこりやアがつた、あとから芳蔵よしざうむすめ労症らうしやうだてえから、南瓜たうなす胡麻汁ごまじるへつてえました。長「なんだい、それは。 ...
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
おや/\労症らうしやう南瓜かぼちや胡麻汁ごまじるつて。
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
我々われ/\著手ちやくしゆするのは、一ぽん老松らうしやうのある雜木山ざふきやまなかで、一寸眼ちよつとめには、古墳こふんでもるかとおもはれるが、これは四はうはたひらいて自然しぜん取殘とりのこされた一區劃くゝわくほかならぬ。