トップ
>
身世
ふりがな文庫
“身世”の読み方と例文
読み方
割合
しんせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんせい
(逆引き)
啄木、永く都塵に埋もれて、
旦暮
(
たんぼ
)
身世
(
しんせい
)
の
怱忙
(
そうばう
)
に追はれ、意ならずして故郷の風色にそむくうちに、身は塵臭に染み、吟心また
労
(
つかれ
)
をおぼえぬ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
蓋
(
けだ
)
しこの亡邸の一挙たる、彼が
身世
(
しんせい
)
齟齬
(
そご
)
の第一着にして、彼れ
自
(
みずか
)
らその猛気を用いたる
劈頭
(
へきとう
)
に加えたり。彼れ何故にかくの如き事を為せしか。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
然りと雖も人老ゆるに及んで
身世
(
しんせい
)
漸く
落寞
(
らくばく
)
の思いに堪えず壮時を追懐して覚えず
昨是今非
(
さくぜこんひ
)
の嘆を漏らす。蓋し自然の人情怪しむに足らざるなり。
偏奇館漫録
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
身世(しんせい)の例文をもっと
(9作品)
見る
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“身世”で始まる語句
身世怱忙
身世浮沈夢一場
検索の候補
立身出世
身世怱忙
身世浮沈夢一場
“身世”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
宇野浩二
中里介山
福沢諭吉
徳田秋声
石川啄木
永井荷風