“しんせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
神聖32.6%
身世14.0%
真正9.3%
晨星7.0%
申請4.7%
眞正4.7%
新声2.3%
新晴2.3%
新生2.3%
深井2.3%
(他:8)18.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手筈てはずみなんだ、のこるは貴僧こなたおこなうてもら神聖しんせいしきばかり。
相撲取草すまうとりぐさくびぴきなぞでは神聖しんせいそこなふことおびたゞしい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
けだしこの亡邸の一挙たる、彼が身世しんせい齟齬そごの第一着にして、彼れみずからその猛気を用いたる劈頭へきとうに加えたり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
啄木、永く都塵に埋もれて、旦暮たんぼ身世しんせい怱忙そうばうに追はれ、意ならずして故郷の風色にそむくうちに、身は塵臭に染み、吟心またつかれをおぼえぬ。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
真正しんせい幸福こうふくむかいなさいとかうことの効力こうりょくはたして
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
官営芸術の虚妄なるに対抗し、真正しんせい自由なる芸術の勝利を立証したるものならずや。
浮世絵の鑑賞 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
古来邦画家は先人の画風を追従するにとどまって新機軸を出す人は誠に寥々りょうりょうたる晨星しんせいのごときものがあった。
知と疑い (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
が、普通読者間にはやはり豚に真珠であって、当時にあってこの二篇の価値を承認したものは真に寥々りょうりょう晨星しんせいであった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
——御機嫌がよくないナ、「君の部下はみんな睡眠病にかかっているのかネ。もしそうなら、皆病院に入れちまって、憲兵隊の応援を申請しんせいしようと思うんだが……」
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「失踪事件ならば、先刻も御教えしたとおり家出人捜査申請しんせいをせられたい」
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
世間せけんほとんどすべての建築けんちくこと/″\眞正しんせい建築けんちくでないことになるが
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
しも、建築けんちく根本義こんぽんぎ解決かいけつされなければ、眞正しんせい建築けんちく出來できないならば
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
ちょうど机の上に昨夕買って来た『新声しんせい』の卯花衣うのはなごろもがあったから、「雪チャン。これを御覧。綺麗ながあるよ」と云うたら返事はなくて悲しげに微笑した。
雪ちゃん (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
此中秋は備後も亦新晴しんせいであつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
無言むごんに泣けば『新生しんせい』の黄金光わうごんくわうえあがる。
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
何思う間もなくたちまち深井しんせい暗黒くらきにおちたるこの身は、何の楽しみあり、何のかいありて、世にながらえんとはすべき。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
梨花淡白柳深青 〔梨花りか淡白たんぱくにしてやなぎ深青しんせい
十九の秋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「むかし、春秋の時代にしん献公けんこうの夫人には、二人の子があった。兄を申生しんせいといい、弟を重耳ちょうじという」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三七 天下後世迄も信仰悦服せらるゝものは、只是一箇の眞誠しんせい也。
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
うすもやのような暮気があたりを包んで、押上おしあげ柳島やなぎしまの空に夕映ゆうばえの余光がたゆたっていたのもつかのま、まず平河山法恩寺をはじめとして近くに真成しんせい
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
人は真精しんせいなり、これをたもてばすなわち寿じゅ、これをそこなえばすなわちようす。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
勝頼が、その神誓しんせいの下に、起ったと云いきっては、もう二臣の諫言も、それをいる余地はない。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秦の昭襄王しょうじょうおうの時白虎害を為せしかば能く殺す者を募る、夷人胊䏰くじん廖仲薬りょうちゅうやく秦精しんせいいしゆみを高楼に伏せて射殺す
光信はの渋江辰盛しんせいを召し抱えた信政のぶまさの六世の祖である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
後に聞けば墓は今一基あって、それには抽斎の六せいの祖辰勝しんしょうが「寂而院宗貞日岸居士」とし、その妻が「繋縁院妙念日潮大姉」とし、五世の祖辰盛しんせいが「寂照院道陸玄沢日行居士」とし
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)