“アラキ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:あらき
語句割合
新生25.0%
25.0%
阿剌吉25.0%
阿羅岐25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ホントウに解放された青天井の人間になれ……という宣言プロパガンダを、新生アラキのまま民衆にタタキ付けたのが基督キリストで、オブラートに包んでほうり出したのが孔子で、おいしいお菓子に仕込んで
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
万葉集にあるアラキミヤ又は、もがりのみやに、天皇・皇族を納められたことが知れる。
古代人の思考の基礎 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
揚雲雀あげひばり——阿剌吉アラキのみたま
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
又青貝の戸棚に並びたるは珍駄婁ちんだるの媚酒、羅王中ロワンチユンの紅艶酒。蘇古珍スコチン阿羅岐アラキ焼酎。ギヤマン作りの香煙具。銀ビイドロの水瓶。水晶の杯なぞ王侯の品も及ばじな。前の和尚の盗みたくはめにやあるらむ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)