“殯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
モガリ42.9%
もがり28.6%
あらき14.3%
ひん7.1%
アラキ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これでは、あまり寒々としてゐる。モガリの庭のヒツギにかけるひしきもの—喪氈—、とやら言ふものと、見た目にかはりはあるまい。」
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
「これでは、あまり寒々としている。もがりの庭のひつぎにかけるひしきもの—喪氈—、とやら言うものと、見た目にかわりはあるまい。」
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
ここに驚きかしこみて、あらきの宮にませまつりて、更に國の大幣おほぬさを取りて生剥いきはぎ逆剥さかはぎ阿離あはなち溝埋みぞうみ屎戸くそへ上通下通婚おやこたはけ馬婚うまたはけ牛婚うしたはけ鷄婚とりたはけ犬婚いぬたはけの罪の類を種種くさぐさぎて、國の大はらへして
朋友死してる所なければ我がもとにおいてひんせよという。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
万葉集にあるアラキミヤ又は、もがりのみやに、天皇・皇族を納められたことが知れる。
古代人の思考の基礎 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)