“もがり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:モガリ
語句割合
80.0%
虎落20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れが子をもがりにおくる銅拍子どびやうしぞ秋の日あびて一列白き
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
池上の堤で命召されたあのお方のむくろを、罪人にもがりするは、災の元と、天若日子あめわかひこの昔語りに任せて、其まま此処におはこびなされて、おけになったのが、此塚よ。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
此の夜、風多くして、廿三夜の月が紺屋の虎落もがりを登つた。
二十三夜 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)