“虎落”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もがり50.0%
モガリ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此の夜、風多くして、廿三夜の月が紺屋の虎落もがりを登つた。
二十三夜 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
此が古い方言らしい呼び方では、右のもがりと言ふ地方のある外に、逆茂木サカモギ虎落モガリなど言ふ、戦場・城塞などの防衛の障碍物の名として伝へられてゐたことが思ひ起される。
日琉語族論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)