“眞正”のいろいろな読み方と例文
新字:真正
読み方割合
しんせい50.0%
まこと25.0%
まただ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其時そのとき貴方あなたひとに、解悟かいごむかひなさいとか、眞正しんせい幸福かうふくむかひなさいとかこと効力かうりよくはたして、何程なにほどふことがわかりませう。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
然し日本の國民が一體に演劇、演劇に限らず凡ての藝術を民族の眞正まことの聲であると思ふやうな時代は、今日の教育政治の方針で進んで行つたら何百年たつてもるべき望みはないだらうと思ふのです。
新帰朝者日記 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)
口嗽ぎただちをろがみ、珠數かぞへ南無妙法蓮華經、かがなべて朝に五千、ひる過ぎて夕かけて三千、湯を浴み、御燈明みあかしけ、殘りの二千、一萬遍唱へつづけて、眞正まただしくひと日もおちず、國のため
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)