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『知と疑い』
ふりがな文庫
『
知と疑い
(
ちとうたがい
)
』
物理学は他の科学と同様に知の学であって同時にまた疑いの学である。疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う。暗夜に燭をとって歩む一歩を進むれば明は一歩を進め暗もまた一歩を進める。しかして暗は無限大であって明は有限である。暗はいっさいであって明は微分 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
訪
(
と
)
寥々
(
りょうりょう
)
晨星
(
しんせい
)
燭
(
しょく
)
碩学
(
せきがく
)
酋長
(
しゅうちょう
)
鵜
(
う
)