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晨星
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しんせい
ふりがな文庫
“
晨星
(
しんせい
)” の例文
が、普通読者間にはやはり豚に真珠であって、当時にあってこの二篇の価値を承認したものは真に
寥々
(
りょうりょう
)
晨星
(
しんせい
)
であった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
古来邦画家は先人の画風を追従するにとどまって新機軸を出す人は誠に
寥々
(
りょうりょう
)
たる
晨星
(
しんせい
)
のごときものがあった。これらは皆知って疑わぬ人であったとも言われよう。
知と疑い
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
敬すべきが如し、然れども是れ銅臭紛々たる人に非ずんば、黄金山を夢むるの児なり、其中に於て高潔の志を有し、慷慨の気を保つもの、即ち
晨星
(
しんせい
)
も
啻
(
たゞ
)
ならじ、束髪
峨々
(
がゝ
)
として
緑鬖
(
りよくさん
)
額をつゝみ
英雄論:明治廿三年十一月十日静岡劇塲若竹座に於て演説草稿
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
晨星
(
しんせい
)
のやうにさびしく人家の点在してゐるところへと出て行つた。
伊良湖岬
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
“晨星”の意味
《名詞》
夜明けの空に残っている星。
まばらにあり稀なこと。
(出典:Wiktionary)
晨
漢検1級
部首:⽇
11画
星
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
“晨星”で始まる語句
晨星寥々