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労
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つかれ
ふりがな文庫
“
労
(
つかれ
)” の例文
旧字:
勞
啄木、永く都塵に埋もれて、
旦暮
(
たんぼ
)
身世
(
しんせい
)
の
怱忙
(
そうばう
)
に追はれ、意ならずして故郷の風色にそむくうちに、身は塵臭に染み、吟心また
労
(
つかれ
)
をおぼえぬ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
床間
(
とこのま
)
には百合の花も在らず
煌々
(
こうこう
)
たる
燈火
(
ともしび
)
の下に座を設け、
膳
(
ぜん
)
を据ゑて
傍
(
かたはら
)
に
手焙
(
てあぶり
)
を置き、茶器
食籠
(
じきろう
)
など
取揃
(
とりそろ
)
へて、この一目さすがに旅の
労
(
つかれ
)
を忘るべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
産終
(
うみをは
)
るまでの
困苦
(
こんく
)
のために
尾鰭
(
をひれ
)
を
損
(
そこな
)
ひ
身
(
み
)
痩
(
やせ
)
労
(
つか
)
れ、ながれにしたがひてくだり
深淵
(
ふかきふち
)
ある所にいたればこゝに
沈
(
しづ
)
み
居
(
ゐ
)
て
労
(
つかれ
)
を
養
(
やしな
)
ひ、もとのごとく
肥太
(
こえふと
)
りて
再
(
ふたゝ
)
び
流
(
ながれ
)
に
泝
(
さかのぼ
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
凡
(
すべ
)
て
労
(
つかれ
)
たる者また
重
(
おもき
)
を
負
(
おへ
)
る者は我に来れ我なんぢらを
息
(
やす
)
ません
主のつとめ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
労
(
つかれ
)
を忘れて、身はかの雲と軽く、心は水と淡く、
希
(
こひねが
)
はくは今より
如此
(
かくのごと
)
くして我生を
了
(
をは
)
らん
哉
(
かな
)
。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“労”の解説
労(ろう)とは律令制の官人が官職に勤務すること及びその勤務期間を指す。労効(ろうこう)ともいう。また、特定の官職における勤務期間を年労(ねんろう)とも称した。
(出典:Wikipedia)
労
常用漢字
小4
部首:⼒
7画
“労”を含む語句
疲労
労働者
労働
徒労
辛労
労苦
博労
塵労
足労
労力
苦労人
心労
功労
勤労
気苦労
苦労
御苦労
気労
慰労
労症
...