“輸血”の読み方と例文
読み方割合
ゆけつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜あけがた、病院から妻の電話で、私はやっと俵的が二回の輸血ゆけつによって体力を持ちなおしたことを知った。
親馬鹿入堂記 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
ものにおびえるようなつきは、幾回いくかいとなく、ゲリゾン注射ちゅうしゃや、ぶどうとう注射ちゅうしゃや、ときには輸血ゆけつをもしなければならなかったので、そのたび苦痛くつううったえて、さけ事実じじつかたるのであります。
雲と子守歌 (新字新仮名) / 小川未明(著)