“明初”の読み方と例文
読み方割合
あけそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは丑松の為に長い別離わかれを告げるやうにも、白々と明初あけそめた一生のあけぼのを報せるやうにも聞える。深い、森厳おごそかな音響に胸を打たれて、思はず丑松は首を垂れた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
やまかづら、かすみ二字にじくも三色みいろ明初あけそめて、十人十色じふにんといろさます。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)