“貼薬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つけぐすり50.0%
はりくすり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
チベットのお医者さんはそういう時になるときゅうをすえるとか、貼薬つけぐすりをするとか薬をのませるだけですからなんにもならん。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
鬚深ひげふか横面よこづら貼薬はりくすりしたる荒尾譲介あらおじようすけは既にあを酔醒ゑひさめて、煌々こうこうたる空気ラムプの前に襞襀ひだもあらぬはかまひざ丈六じようろくに組みて、接待莨せつたいたばこの葉巻をくゆしつつ意気おごそかに、打萎うちしをれたる宮と熊の敷皮をななめに差向ひたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)