“崇厳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すうごん83.3%
そうごん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いなとよ。牢獄の闇にも、陽はしたではないか。正大な天道の下には、この世ほどきよく気高い所はなく、人間程崇厳すうごん善美ぜんびなものはないのだ)
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
非常に崇厳すうごんな仏事であった。五日の間どの日にも仏前へ新たにささげられる経は、宝玉の軸にうすものの絹の表紙の物ばかりで、外包みの装飾などもきわめて精巧なものであった。
源氏物語:10 榊 (新字新仮名) / 紫式部(著)
崇厳そうごんな気分があたりに満ちわたつた。
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)