荘厳しようごん)” の例文
旧字:莊嚴
 わたしの詩集に、荘厳しようごんといつたものは需めまい。同時に綺羅をも。よしんば需めるとして、あの晩ざくらの群落の、——なにかかう火山灰に似た、白いうす濁りが漂つてをればよい。
(新字旧仮名) / 高祖保(著)