荘厳じやうごん)” の例文
旧字:莊嚴
さうでなくても、経文の上に見る浄土の荘厳じやうごんをうつした其建て物の様には、想像しないではなかつた。だがのあたり見る尊さは讃歎の声すら立たなかつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)