津村信夫
1909.01.05 〜 1944.06.27
著者としての作品一覧
挿頭花(新字新仮名)
読書目安時間:約4分
戸隠の月夜は九月に這入ると、幾晩もつづいてゐた——。 昔、寺侍が住んでゐた長屋、そして一棟の長細い渡り廊下のやうな納屋の壁にそつて、鶏頭の花が咲いて、もう気の早い冬支度か、うづ高く …
読書目安時間:約4分
戸隠の月夜は九月に這入ると、幾晩もつづいてゐた——。 昔、寺侍が住んでゐた長屋、そして一棟の長細い渡り廊下のやうな納屋の壁にそつて、鶏頭の花が咲いて、もう気の早い冬支度か、うづ高く …
果物の木の在所(新字旧仮名)
読書目安時間:約7分
信州の子供達や大人が首をながくして待つてゐた春は、永い間待つただけの甲斐があつて、これは又なんと美しい時でせう。 信州では、梅、桃、桜、杏、李といふやうな、春の花がいつときに咲き出 …
読書目安時間:約7分
信州の子供達や大人が首をながくして待つてゐた春は、永い間待つただけの甲斐があつて、これは又なんと美しい時でせう。 信州では、梅、桃、桜、杏、李といふやうな、春の花がいつときに咲き出 …
月夜のあとさき(新字新仮名)
読書目安時間:約4分
「戸隠では、蕈と岩魚に手打蕎麦」私がこのように手帖に書きつけたのは、善光寺の町で知人からきかされたのによる。 岩魚は戸隠山中でもそう容易には口に這入らない。岩魚釣を専門にしている、 …
読書目安時間:約4分
「戸隠では、蕈と岩魚に手打蕎麦」私がこのように手帖に書きつけたのは、善光寺の町で知人からきかされたのによる。 岩魚は戸隠山中でもそう容易には口に這入らない。岩魚釣を専門にしている、 …
雪(新字旧仮名)
読書目安時間:約3分
信州はお隣りの越後の国にくらべると、あまり雪の多いところではありません。それでゐて、寒いことは、たいへんさむいのです。 雪がすくないといつても、もちろん平地よりはずつとたくさん降り …
読書目安時間:約3分
信州はお隣りの越後の国にくらべると、あまり雪の多いところではありません。それでゐて、寒いことは、たいへんさむいのです。 雪がすくないといつても、もちろん平地よりはずつとたくさん降り …
猟人(新字旧仮名)
読書目安時間:約5分
鉄砲打ちと云ふものには、よく、秋の汽車の中で出会つた。赤ら顔で、大柄な、さうして大抵、沈黙勝ちな人が多い。 三等寝台のあつた頃だ。 初冬の寒い夜更け、信越線の或る駅から、上り列車に …
読書目安時間:約5分
鉄砲打ちと云ふものには、よく、秋の汽車の中で出会つた。赤ら顔で、大柄な、さうして大抵、沈黙勝ちな人が多い。 三等寝台のあつた頃だ。 初冬の寒い夜更け、信越線の或る駅から、上り列車に …
“津村信夫”について
津村 信夫(つむら のぶお、1909年〈明治42年〉1月5日 - 1944年〈昭和19年〉6月27日)は、日本の詩人。兄は映画評論家の津村秀夫。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
“津村信夫”と年代が近い著者
きょうが誕生日(4月3日)
きょうが命日(4月3日)
小林古径(1957年)
今月で生誕X十年
今月で没後X十年
今年で生誕X百年
平山千代子(生誕100年)
今年で没後X百年
大町桂月(没後100年)
富ノ沢麟太郎(没後100年)
細井和喜蔵(没後100年)
木下利玄(没後100年)
富永太郎(没後100年)
エリザベス、アンナ・ゴルドン(没後100年)
徳永保之助(没後100年)
後藤謙太郎(没後100年)
エドワード・シルヴェスター・モース(没後100年)