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『果物の木の在所』
ふりがな文庫
『
果物の木の在所
(
くだもののきのざいしょ
)
』
信州の子供達や大人が首をながくして待つてゐた春は、永い間待つただけの甲斐があつて、これは又なんと美しい時でせう。 信州では、梅、桃、桜、杏、李といふやうな、春の花がいつときに咲き出すと言はれてゐます。勿論いつときとは言つても、多少の早いおそ …
著者
津村信夫
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
伝説
(
いひつたへ
)
恰度
(
ちようど
)
可愛
(
かはい
)
杏仁
(
きやうにん
)
亦
(
また
)
妻科
(
つましな
)
李
(
すもも
)
杏
(
あんず
)
松代
(
まつしろ
)
桜桃
(
さくらんぼ
)
真田
(
さなだ
)
蜂蜜
(
はちみつ
)
裾花
(
すそはな
)