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憗
ふりがな文庫
“憗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なま
37.5%
なまじ
37.5%
なまじっ
12.5%
なまな
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なま
(逆引き)
万里の波濤を隔てゝ居れば、都度々々書面も送らんが、又
憗
(
なま
)
じいに便りを致せば其の多助と云うものが八歳まで育てられた事ゆえ
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
憗(なま)の例文をもっと
(3作品)
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なまじ
(逆引き)
憗
(
なまじ
)
ひに、詩のなかに姿をおとすときは、はなはだ書割のとぼしい、
間遠
(
まどほ
)
な姿の、うそ寒いものばかり。わたしの孤独よ。(おまへはそれに似てゐる)
雪
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
憗(なまじ)の例文をもっと
(3作品)
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なまじっ
(逆引き)
わずかの間も
九十九折
(
つづらおり
)
の坂道、
嶮
(
けわし
)
い上に、
憗
(
なまじっ
)
か石を入れたあとのあるだけに、
爪立
(
つまだ
)
って
飛々
(
とびとび
)
に
這
(
は
)
い
下
(
お
)
りなければなりませんが、この坂の両方に、五百体千体と申す数ではない。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
憗(なまじっ)の例文をもっと
(1作品)
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なまな
(逆引き)
御心配なさるだろう、云わずに居ても跡で事の分る時もあろうから、
憗
(
なまな
)
か御心配を掛けるより
寧
(
いっ
)
そ
何
(
な
)
にも云わずに帰ろうと、仏のような心の多助は、
何
(
なん
)
にも云うまいと思いまして
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
憗(なまな)の例文をもっと
(1作品)
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憗
部首:⼼
16画
“憗”のふりがなが多い著者
高祖保
二葉亭四迷
高浜虚子
三遊亭円朝
幸田露伴
泉鏡花