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『雪』
ふりがな文庫
『
雪
(
ゆき
)
』
或冬曇りの午後、わたしは中央線の汽車の窓に一列の山脈を眺めてゐた。山脈は勿論まつ白だつた。が、それは雪と言ふよりも山脈の皮膚に近い色をしてゐた。わたしはかう言ふ山脈を見ながら、ふと或小事件を思ひ出した。—— もう四五年以前になつた、やはり或 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
匀
(
にほひ
)
啣
(
くは
)
寒気
(
かんき
)
就中
(
なかんづく
)
何
(
なん
)
珈琲
(
コオヒイ
)
油画
(
あぶらゑ
)
注
(
そそ
)
成程
(
なるほど
)
鮫肌
(
さめはだ
)
鋳
(
い
)
睫毛
(
まつげ
)
眶
(
まぶた
)
擡
(
もた
)
如何
(
いか
)
外
(
ほか
)
啜
(
すす
)
勿論
(
もちろん
)
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