“遮莫”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さもあらばあれ69.2%
さもあれ15.4%
さまらばれ7.7%
さわれ7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“遮莫”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 日本史 > 関東地方100.0%
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩28.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
遮莫さもあらばあれ千年ののち、天下靡然びぜんとしてブウシエのけんおもむく事無しと云ふ可らず。
遮莫さもあらばあれ、物に執着するはかれらの最も潔しとせぬところ、さればぞ初袷の二日三日を一年の栄えとして、さて遂には裸一貫の気安い夏をも送るのである。
残されたる江戸 (新字新仮名) / 柴田流星(著)
遮莫さもあれ農をオロカと云うは、天網てんもうい、月日をのろいと云い、大地を動かぬと謂う意味である。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
遮莫さもあれおれにしたところで、いとおしいもの可愛かわゆいものを残らず振棄てて、山超え川越えて三百里を此様こんなバルガリヤ三がいへ来て、餓えて、こごえて
遮莫さまらばれ、重ねて云ふが私の全作品はことごとく旧東京への愛情と云ふか、挽歌と云ふかその以外にはなく、さうしてその最もあらわな集成が、此である。
「東京恋慕帖」自序 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
遮莫さわれ、その小亀一座にはがんもどきと仇名打たれし老爺あり、顔一面の大あばた、上州訛りの吃々きつきつと不器用すぎておかしかりしが、ひととせ、このがんもどき、小亀社中と晩春早夏の花川戸東橋亭の昼席——一人高座の百面相に、その頃巷間の噂となりし小名木川の首無し事件を演じたりけり。
随筆 寄席風俗 (新字新仮名) / 正岡容(著)