“さもあらばあれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遮莫90.0%
任他10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遮莫さもあらばあれ永い年月としつき行路難こうろだん遮莫さもあらばあれ末期まつご十字架のくるしみ、翁は一切いっさいを終えて故郷ふるさとに帰ったのである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
遮莫さもあらばあれ、乱歩が還暦の祝いを喜び楽しむのは、近来甚だしく賑やかなことが好きになり、腹の底では、文士劇の一幕でも出して、河内山宗俊でもやりたいという気持があるのかも知れない。
乱歩分析 (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
肩のまよひ任他さもあらばあれ
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)