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塵芥
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ほこり
ふりがな文庫
“
塵芥
(
ほこり
)” の例文
びんずる尊者の古い木像には、薄白く
塵芥
(
ほこり
)
などが溜まってい、奥の薄暗い仏壇には、仏具が乏しく飾ってあり、香の煙りなども立っていた。ずいぶん古いお堂なので、
黴
(
かび
)
の匂いなども鼻についた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
忌
(
い
)
む今や
開花
(
かいくわ
)
の
時節
(
じせつ
)
とて打續たる
日和
(
ひより
)
なれば上野
隅田
(
すみだ
)
も人もや
出
(
いで
)
ん
然
(
さす
)
れば
彼所
(
かしこ
)
は打ち水
爲可
(
なすべ
)
き者もあらざれば
塵芥
(
ほこり
)
は立て風吹ば
眼
(
まなこ
)
に入て目の毒なり又櫻は
赤
(
あか
)
き樣に見ゆれど
素
(
もと
)
之
(
こ
)
れ白き物なれば
散行
(
ちりゆ
)
く樣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“塵芥”の意味
《名詞》
塵 芥 (じんかい、ちりあくた)
ごみ。
無価値なもの。
(出典:Wiktionary)
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
芥
漢検準1級
部首:⾋
7画
“塵芥”で始まる語句
塵芥箱
塵芥溜
塵芥焼
塵芥籠
塵芥車
塵芥堆
塵芥屋
塵芥捨場
塵芥掃除人
塵芥焼却場