“散行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちりゆ50.0%
ちりゆく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
む今や開花かいくわ時節じせつとて打續たる日和ひよりなれば上野隅田すみだも人もやいでさすれば彼所かしこは打ち水爲可なすべき者もあらざれば塵芥ほこりは立て風吹ばまなこに入て目の毒なり又櫻はあかき樣に見ゆれどもとれ白き物なれば散行ちりゆく樣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
引連ひきつれ誘引さそへばさそふ秋風にすゑ散行ちりゆく我が身ぞと知ぬ旅路たびぢあはれなる
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)