“被遊候”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あそばされそろ75.0%
あそばされさふらふ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
定めし御聞込(おんききこみ)の事とは存じ候(そうら)へども、杵屋御(おん)家元様は御(ご)死去被遊候(あそばされそろ)。夫(それ)に付(つき)私共は今日(こんにち)午後四時御(ご)同所に相寄候事(あいよりそろこと)に御坐候。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「寒気(かんき)相加わり候処(そろところ)如何(いかが)御暮し被遊候(あそばされそろ)や。不相変(あいかわらず)御丈夫の事と奉遥察候(ようさつたてまつりそろ)。私事も無事」
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
御前様(おんまへさま)には追々(おひおひ)暑(あつさ)に向ひ候へば、いつも夏まけにて御悩み被成候事(なされさふらふこと)とて、此頃(このごろ)は如何(いか)に御暮(おんくら)し被遊候(あそばされさふらふ)やと、一入(ひとしほ)御案(おんあん)じ申上参(まをしあげまゐ)らせ候。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
何故(なにゆゑ)御前様(おんまへさま)には然(さ)やうの善からぬ業(わざ)を択(より)に択りて、折角の人に優(すぐ)れし御身を塵芥(ちりあくた)の中に御捨(おんす)て被遊候(あそばされさふらふ)や、残念に残念に存上(ぞんじあげ)まゐらせ候。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)