“扃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とざし50.0%
さし16.7%
とざ16.7%
とぼそ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等の非禮を行ふは新しきことにあらず、かく祕めらるゝことなく今もとざしなき門のほとりにそのかみ彼等またこれを行へり 一二四—一二六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
またいわく小屋に小馬を入れ戸をとざして内に横扃よこさし外に懸金かけがねをさし置くにいつも小馬が戸外に出居るを不思議と主人がうかがうに小馬まず自らさしを抜き嘶くと
はや雲深くとざされ、西穂高が間々まま影を現わすより、蒲田がまた谷へ下りかけた事と知れ、折り返して頂上にで、東北へと尾根伝いに下る。
穂高岳槍ヶ岳縦走記 (新字新仮名) / 鵜殿正雄(著)
時ぞともなくくらうなるいのちとぼそ、——
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)