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宛字
ふりがな文庫
“宛字”の読み方と例文
読み方
割合
あてじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あてじ
(逆引き)
北に登る四丁で三角点の立てる一峰、標高三千七十米突、主峰の北々東だ、が北穂高岳「信飛界、
空沢岳
(
からさわだけ
)
(
宛字
(
あてじ
)
)、嘉門次」
穂高岳槍ヶ岳縦走記
(新字新仮名)
/
鵜殿正雄
(著)
「井浚い井では名前として何うも意味を為さない。昔の人はイスラエルなんて固有名詞を知らなかったから、苦し
紛
(
まぎ
)
れにこんな
宛字
(
あてじ
)
を使ったんだね」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
宛字
(
あてじ
)
にしても、ひどすぎる。醍醐を——大五と書いたのでは、てんで意味をなさないではないか。そう思った。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宛字(あてじ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“宛字”の意味
《名詞》
宛 字(あてじ)
(表記の揺れ)当て字を参照。
(出典:Wiktionary)
“宛字(当て字)”の解説
当て字(あてじ、宛字)とは、字の本来の用法を無視して、当座の用のために異なる語の表記に転用した漢字などの文字。字を当てるのではなく、代わりとなる字を充てるので、充て字と表記されることもある。
(出典:Wikipedia)
宛
常用漢字
中学
部首:⼧
8画
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
“宛”で始まる語句
宛
宛然
宛名
宛行
宛城
宛嵌
宛転
宛如
宛子
宛子城
“宛字”のふりがなが多い著者
鵜殿正雄
南方熊楠
佐々木邦
吉川英治