“上高井戸”の読み方と例文
読み方割合
かみたかいど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手々に手廻てまわりのものや、ランプを持って、新宿まで電車、それから初めて調布行きの馬車に乗って、甲州街道を一時間余ガタくり、馭者ぎょしゃに教えてもらって、上高井戸かみたかいど山谷さんやで下りた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
東京に一番近い所では上高井戸かみたかいど医王寺いおうじ、ここの薬師様には眼の悪い人がよくお参りをしに来ますが、その折にはいつも一尾の川魚を持って来て、お堂の前にある小さな池に放すそうです。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)