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貲
ふりがな文庫
“貲”の読み方と例文
読み方
割合
し
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
し
(逆引き)
乃
(
すなわ
)
ち三丰の
居
(
お
)
りし所の
武当
(
ぶとう
)
大和山
(
たいかざん
)
に
観
(
かん
)
を営み、
夫
(
ふ
)
を
役
(
えき
)
する三十万、
貲
(
し
)
を
費
(
ついや
)
す百万、
工部侍郎
(
こうぶじろう
)
郭𤧫
(
かくつい
)
、
隆平侯
(
りゅうへいこう
)
張信
(
ちょうしん
)
等
(
ら
)
、事に当りしという。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
義侠の巴山人奮然意を決してまづわれら木曜会の気勢を揚げしめんがために
貲
(
し
)
を投じ美育社なるものを興し月刊雑誌『
饒舌
(
じょうぜつ
)
』を発行したり。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
蘭軒の
室
(
しつ
)
飯田氏
益
(
ます
)
は夫に
先
(
さきだ
)
つて歿したので、蘭軒歿後には只側室佐藤氏さよが残つただけである。榛軒は
幾
(
いくばく
)
もあらぬに、これに
貲
(
し
)
を与へて人に嫁せしめた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
貲(し)の例文をもっと
(7作品)
見る
貲
漢検1級
部首:⾙
12画
“貲”のふりがなが多い著者
牧野富太郎
永井荷風
幸田露伴
森鴎外