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髪結床
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かみいどこ
ふりがな文庫
“
髪結床
(
かみいどこ
)” の例文
旧字:
髮結床
今もあの
髪結床
(
かみいどこ
)
の爺さんと話して来たんですが、髪結床だって昔とは違いましたね。それでもまだチョン髷を結いに来る客があるそうです。
半七捕物帳:62 歩兵の髪切り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「だけど何をお買いになるかあたしちっとも解らないんですもの。もしかすると
髪結床
(
かみいどこ
)
かと思ったけれども」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
髪結床
(
かみいどこ
)
の
下職
(
したじょく
)
なんぞするもんじゃアありませんね、せめて字でも読めりゃ何とか言って近づくんですが、一の字は
引張
(
ひっぱ
)
って、十文字は組違え、
打交
(
ぶっちが
)
えは
鷹
(
たか
)
の羽だと
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「民の野郎はさっき来ましたよ。親分は留守だと云ったら、それじゃあ
髪結床
(
かみいどこ
)
へ行ってこようと出て行きましたから、又引っ返して来るでしょうよ」
半七捕物帳:18 槍突き
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
しまいに話をかえて君俳句をやりますかと来たから、こいつは大変だと思って、俳句はやりません、さようならと、そこそこに帰って来た。
発句
(
ほっく
)
は
芭蕉
(
ばしょう
)
か
髪結床
(
かみいどこ
)
の親方のやるもんだ。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
髪
常用漢字
中学
部首:⾽
14画
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
“髪結”で始まる語句
髪結
髪結新三
髪結銭
髪結所
髪結職
髪結賃
髪結渡世