“女髪結”のいろいろな読み方と例文
旧字:女髮結
読み方割合
おんなかみゆい80.0%
おんなかみゆ10.0%
をんなかみゆひ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまでは、そのあとに、女髪結おんなかみゆいが越して来ましたが、夏になると、二階に蚊帳を釣って、燈火あかりをつけて、毎晩のように花を引いています。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
昔は「女髪結おんなかみゆどころ
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
昔わたしの家に出入りした男まさりの女髪結をんなかみゆひは娘を一人持つてゐた。わたしは未だに蒼白い顔をした十二三の娘を覚えてゐる。女髪結はこの娘に行儀を教へるのにやかましかつた。
侏儒の言葉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)