“をんなかみゆひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
女髪結50.0%
女髮結50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔わたしの家に出入りした男まさりの女髪結をんなかみゆひは娘を一人持つてゐた。わたしは未だに蒼白い顔をした十二三の娘を覚えてゐる。女髪結はこの娘に行儀を教へるのにやかましかつた。
侏儒の言葉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そのうら骨髓こつずいとほりてそれよりの目横めよこにかさかにか、女髮結をんなかみゆひとめらへて珍事ちんじ唯今たゞいま出來しゆつたいかほつきに、れい口車くちぐるまくる/\とやれば、この電信でんしん何處いづくまでかゝりて、一てうごと風説うはさふとりけん
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)