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寝静
ふりがな文庫
“寝静”のいろいろな読み方と例文
旧字:
寢靜
読み方
割合
ねしずま
42.9%
ねしず
35.7%
ねしづ
14.3%
ねしづま
7.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねしずま
(逆引き)
二時を打った時計の余韻が、
寝静
(
ねしずま
)
ったホテルの廊下にたゆたいながら消えて行った、——そのとたんであった、静かな闇の
何処
(
どこ
)
からともなく
亡霊ホテル
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
寝静(ねしずま)の例文をもっと
(6作品)
見る
ねしず
(逆引き)
よその
家
(
うち
)
はもう
寝静
(
ねしず
)
まつてゐるので、なんにも
気
(
き
)
が
注
(
つ
)
かないかも知れませんが、わたし達はどうも不安心でなりません。
赤い杭
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
寝静(ねしず)の例文をもっと
(5作品)
見る
ねしづ
(逆引き)
弥
(
いよい
)
よ
明日
(
あす
)
が
手術
(
しゆじゆつ
)
といふ
夜
(
よ
)
は、
皆
(
みんな
)
寝静
(
ねしづ
)
まつてから、しく/\
蚊
(
か
)
のやうに
泣
(
な
)
いて
居
(
ゐ
)
るのを、
手水
(
てうづ
)
に
起
(
お
)
きた
娘
(
むすめ
)
が
見
(
み
)
つけてあまりの
不便
(
ふびん
)
さに
抱
(
だ
)
いて
寝
(
ね
)
てやつた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
寝静(ねしづ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ねしづま
(逆引き)
夜半人の
寝静
(
ねしづま
)
つた時、
唯一人
(
ただひとり
)
舷に
倚
(
よ
)
つて水を凝視すれば「死」はいつも自分の
目前
(
めのまへ
)
に広がつてゐる事を自覚するにつけ、自分は美しい星の
下
(
した
)
なるこの人生に対して
海洋の旅
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
寝静(ねしづま)の例文をもっと
(1作品)
見る
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
“寝”で始まる語句
寝
寝衣
寝台
寝床
寝覚
寝室
寝転
寝惚
寝所
寝呆
“寝静”のふりがなが多い著者
モーリス・ルブラン
泉鏡太郎
三遊亭円朝
永井荷風
泉鏡花
楠山正雄
夏目漱石
山本周五郎
岡本綺堂
小川未明