“ねしづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寢鎭38.5%
寢靜30.8%
寝静15.4%
寐鎮7.7%
寝鎮7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
起(おこ)し其夜家内は寢鎭(ねしづ)まり良(やゝ)丑刻半(なゝつはん)共(とも)思ふ頃(ころ)不※(ふと)起出(おきい)で豫(かね)て勝手は知りしゆゑ拔足(ぬきあし)さし足して奧へ忍び行き佛壇(ぶつだん)の下より三百五十兩の大金を盜み出(いだ)し是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
まぁあなた方(がた)にわかり易(やす)いためには、東京(とうきよう)の銀座(ぎんざ)その外(ほか)、街路樹(がいろじゆ)の植(うわ)つてゐる商店街(しようてんがい)の、夜(よ)ふけて騷(さわ)いでゐた人(ひと)も、寢靜(ねしづ)まつた後(のち)の月光(げつこう)を思(おも)ひ浮(うか)べて見(み)ればよからうと思(おも)ひます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
寝静(ねしづ)まつた宿屋(やどや)の方(はう)へ拳(こぶし)を突出(つきだ)して呵々(から/\)と笑(わら)つた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
御祭(おまつり)が夜(よ)の十二時を相図に、世の中の寐鎮(ねしづ)まる頃を見計(みはから)つて始(はじま)る。参詣(さんけい)人が長い廊下を廻(まは)つて本堂へ帰つて来(く)ると、何時(いつ)の間(ま)にか幾千本(いくせんぼん)の蝋燭が一度(いちど)に点(つ)いてゐる。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
その内一度点(つ)けた明りを消した様子で、構内(かまへうち)は又ひつそりと寝鎮(ねしづ)まりました。まだ夜の明け切るには間があつたのです。