躊躇ぐずぐず)” の例文
仕方がないと舌打したうちしながら、倒れた戸のあいだから表を覗いて見ると、風も雪もますますれて来た。こんな所に何時いつまでも躊躇ぐずぐずしていたら、こごえて死んでしまうかも知れぬ。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)