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早々
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さつさ
ふりがな文庫
“
早々
(
さつさ
)” の例文
其の日私は、何の事ともなく自分の爲事を早く切り上げて、そして
早々
(
さつさ
)
と歸つて來た。恰度方々の役所の退ける時刻だつた。
我等の一団と彼
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
(
死
(
し
)
んでも
構
(
かま
)
はん、
早々
(
さつさ
)
と
歸
(
かへ
)
れ。)
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
何がなしに気が
急
(
せ
)
いて、智恵子は
早々
(
さつさ
)
と箸を捨てた。何をするでもなく、気がソワ/\して、妙な
陰翳
(
くらさ
)
が心に湧いて来る。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
早
常用漢字
小1
部首:⽇
6画
々
3画
“早”で始まる語句
早
早速
早業
早晩
早稲田
早熟
早合点
早鐘
早苗
早稲