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願
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ねがは
ふりがな文庫
“
願
(
ねがは
)” の例文
他日
(
たじつ
)
我
(
わ
)
が
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
が、
帝國軍艦旗
(
ていこくぐんかんき
)
を
飜
(
ひるがへ
)
して、
千艇※艦
(
せんていばんかん
)
の
間
(
あひだ
)
に
立
(
た
)
つの
時
(
とき
)
、
願
(
ねがは
)
くば
其
(
その
)
名
(
な
)
の
如
(
ごと
)
く、
神速
(
しんそく
)
に、
且
(
か
)
つ
猛烈
(
まうれつ
)
ならん
事
(
こと
)
を
望
(
のぞ
)
むのです。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
『
願
(
ねがは
)
くは
陛下
(
へいか
)
よ』と
云
(
い
)
つて
軍人
(
ネーブ
)
は、『
私
(
わたし
)
が
書
(
か
)
いたのでは
御座
(
ござ
)
いません、その
證據
(
しようこ
)
には、
終
(
しま
)
ひに
名
(
な
)
も
何
(
なに
)
も
書
(
か
)
いて
御座
(
ござ
)
いません』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
彼に心を寄せし
輩
(
やから
)
は皆彼が
夜深
(
よふけ
)
の
帰途
(
かへり
)
の程を
気遣
(
きづか
)
ひて、我
願
(
ねがは
)
くは
何処
(
いづく
)
までも送らんと、
絶
(
したた
)
か
念
(
おも
)
ひに念ひけれど、彼等の
深切
(
しんせつ
)
は無用にも、宮の帰る時一人の男附添ひたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
昔しは儒生実地に用なきの空論にのみ
汲々
(
きふ/\
)
たりしかば人をして六経は争論の資のみと
嘲
(
あざけ
)
らしめたりき。
願
(
ねがは
)
くは基督教会を以て空論の巣となして識者をして冷笑せしむる
勿
(
なか
)
れ。
信仰個条なかるべからず
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
あはれ
願
(
ねがは
)
くは巧言、令色、
媚
(
こ
)
びて吾人に対せよ、貞操淑気を備へざるも、得てよく吾人を魅せしむ。然る時は吾人其恩に感じて、
是
(
これ
)
を新しき床の間に置き、三尺すさつて拝せんなり。
醜婦を呵す
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
伏
(
ふし
)
て
願
(
ねがは
)
くは公明正大の道理に
基
(
もとづ
)
き、一大英断を以て天下と更始一新せん。
船中八策
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
其
(
そ
)
れは
勿論
(
もちろん
)
、
是
(
これ
)
は
我々丈
(
われ/\だけ
)
の
話
(
はなし
)
だが、
彼
(
かれ
)
は
餘
(
あま
)
り
尊敬
(
そんけい
)
をすべき
人格
(
じんかく
)
の
男
(
をとこ
)
では
無
(
な
)
いが、
術
(
じゆつ
)
に
掛
(
か
)
けては
又
(
また
)
なか/\
侮
(
あなど
)
られんと
思
(
おも
)
ふ。で
願
(
ねがは
)
くはだ、
君
(
きみ
)
、
何卒
(
どうぞ
)
一つ
充分
(
じゆうぶん
)
に
彼
(
かれ
)
を
信
(
しん
)
じて、
療治
(
れうぢ
)
を
專
(
せん
)
一にして
頂
(
いたゞ
)
きたい。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
我が手もて捉ふることの難しとはなほ
願
(
ねがは
)
くは知らであらまし
註釈与謝野寛全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
叫びにこもる力に、
願
(
ねがは
)
くは
詩
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
調
(
しら
)
べられんには
忽
(
たちま
)
ち
化
(
ばけ
)
の皮の
顯
(
あらは
)
るゝなり此儀は
既
(
すで
)
に
疾
(
とく
)
差支
(
さしつかへ
)
なく
整
(
とゝ
)
のひ居るにやと問に大膳始め吉兵衞
左京
(
さきやう
)
も未だ其
邊
(
へん
)
の
密議
(
みつぎ
)
に及ばねば
礑
(
はた
)
と
返答
(
へんたふ
)
に
當惑
(
たうわく
)
なしぬ時に大膳は
了簡
(
れうけん
)
有氣に其儀は
先達
(
せんだつ
)
てより心付き
種々
(
しゆ/″\
)
工夫
(
くふう
)
は仕つれど未だ然るべき
考
(
かんが
)
へも付ず
願
(
ねがは
)
くは伯父上の御工夫を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「これで僕は諸君へ意見の
言納
(
いひをさめ
)
じや。
願
(
ねがは
)
くは君達も
宜
(
よろし
)
く自重してくれたまへ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
紀昌
(
きしやう
)
こゝに
於
(
おい
)
て、
家
(
いへ
)
に
歸
(
かへ
)
りて、
其
(
そ
)
の
妻
(
つま
)
が
機
(
はた
)
織
(
お
)
る
下
(
もと
)
に
仰
(
あふむ
)
けに
臥
(
ふ
)
して、
眼
(
まなこ
)
を
睜
(
みひら
)
いて
蝗
(
いなご
)
の
如
(
ごと
)
き
梭
(
ひ
)
を
承
(
う
)
く。
二年
(
にねん
)
の
後
(
のち
)
、
錐末
(
すゐまつ
)
眥
(
まなじり
)
に
達
(
たつ
)
すと
雖
(
いへど
)
も
瞬
(
またゝ
)
かざるに
至
(
いた
)
る。
往
(
ゆ
)
いて
以
(
もつ
)
て
飛衞
(
ひゑい
)
に
告
(
つ
)
ぐ、
願
(
ねがは
)
くは
射
(
しや
)
を
學
(
まな
)
ぶを
得
(
え
)
ん。
術三則
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
願
(
ねがは
)
くば、ただ写したまへ
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
膝
(
ひざ
)
に
乘
(
の
)
せた
信玄袋
(
しんげんぶくろ
)
の
名
(
な
)
ゆゑである。
願
(
ねがは
)
くはこれを
謙信袋
(
けんしんぶくろ
)
と
改
(
あらた
)
めたい。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
願
(
ねがは
)
くは、我がために
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
帝
(
てい
)
頻
(
しきり
)
に
再
(
ふたゝ
)
び
見
(
み
)
んことを
欲
(
ほつ
)
して
終
(
つひ
)
に
如何
(
いかん
)
ともすること
能
(
あた
)
はず。
侍中
(
じちう
)
進
(
すゝ
)
んで
曰
(
いは
)
く、
獺
(
だつ
)
や
鯔魚
(
しぎよ
)
を
嗜
(
たし
)
む、
猫
(
ねこ
)
にまたゝびと
承
(
うけたまは
)
る。
臣
(
しん
)
願
(
ねがは
)
くは
是
(
これ
)
を
能
(
よ
)
くせんと、
板
(
いた
)
に
畫
(
ゑが
)
いて
兩生
(
りやうせい
)
の
鯔魚
(
しぎよ
)
を
躍
(
をど
)
らし、
岸
(
きし
)
に
懸
(
か
)
けて
水
(
みづ
)
を
窺
(
うかゞ
)
ふ。
聞きたるまゝ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
願
常用漢字
小4
部首:⾴
19画
“願”を含む語句
御願
願望
願掛
祈願
願書
願人
心願
立願
誓願
大願成就
大願
哀願
発願
嘆願
願人坊主
請願
念願
追願
願度
懇願
...