『信仰個条なかるべからず（しんこうかじょうなかるべからず）』

旗色分明ならずんば三軍何を以て向ふ所を知らんや。信条は異論に対し、他派に対し、同一普通の信仰を有する一隊が敵と味方と朋友とを区別せんが為めの旌旗なり。是れ微つせば以て精神界に出でゝ統制一致の運動を為す能はず。 故に信条は歴史の産物なり。信条 …

著者	山路愛山
ジャンル	哲学 > キリスト教 > キリスト教
文字種別	新字旧仮名
読書目安時間	約6分（500文字/分）
朗読目安時間	約9分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

重（お） 願（ねがは） 止（とゞ） 方（あた） 微（なか） 尤（とが） 古（いにしへ） 逡巡（しゆんじゆん） 暴（さら） 曰（い） 強（あなが） 徒（いたづ） 斯（かく） 非（あらざ） 代（か） 魏徴（ぎちよう） 救拯（きうじよう） 樹（た） 濫觴（らんしやう） 焚（や） 狭隘（けふあい） 略（ほゞ） 誹謗（ひばう） 譏（そしり） 雖（いへど） 所以（ゆゑん） 改悔（かいくわい） 怯懦（けふだ） 亜典（アテネ） 希臘（ギリシヤ） 厭（いと） 吾人（われら） 嗚呼（あゝ） 大造（たいざう） 総（すべ） 乎（か） 罵詈（ばり） 羅馬（ローマ） 臥床（ふしど） 若（も） 蒐（あつ） 哉（かな） 起（た） 勿（なか） 刪加（さんか） 窘迫（きんぱく） 嘲（あざけ） 因（よ） 然（しか） 基督（キリスト） 為（な） 溝（みぞ） 渾（すべ） 活（い） 太甚（はなはだ） 希（ねが） 曾（かつ） 怨（うら） 旌旗（せいき） 戟（ほこ）