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窘迫
ふりがな文庫
“窘迫”の読み方と例文
読み方
割合
きんぱく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんぱく
(逆引き)
前から
識
(
し
)
り合っている人のように、少しの
窘迫
(
きんぱく
)
の態度もなく、歩きながら云われたのである。純一は名刺を出して、奥さんに渡しながら、素直にこう云った。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
柔かき
臥床
(
ふしど
)
は英雄の死せんことを
希
(
ねが
)
ふ場所に非ず。
誹謗
(
ひばう
)
、
罵詈
(
ばり
)
、悪名、
窘迫
(
きんぱく
)
は
偶
(
たま/\
)
以て吾人の徳を成すに足るのみ。見よ清教徒は失意の時に清くして、得意の時に濁れるに非ずや。
信仰個条なかるべからず
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
お常の身の上はこれまでより楽にこそなっているが、少しも圧制だの
窘迫
(
きんぱく
)
だの
掣肘
(
せいちゅう
)
だのを受けてはいない。なるほど無縁坂と云うものが新に出来たには相違ない。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
窘迫(きんぱく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“窘迫”の意味
《名詞》
何かに迫られて苦しむこと。困窮すること。
(出典:Wiktionary)
窘
漢検1級
部首:⽳
12画
迫
常用漢字
中学
部首:⾡
8画
“窘”で始まる語句
窘
窘窮
窘付
窘蹙
窘逐
窘逐狂
窘乏
窘束
窘歩
窘渋
“窘迫”のふりがなが多い著者
山路愛山
森鴎外