“侍中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じちゅう85.7%
じちう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、告げて来たので、すぐ引っ捕えよと命じると、やがて縛られて来たのは、侍中じちゅう蔡邕さいようであったから人々はみなびっくりした。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
翌日には、五位の侍中じちゅう、元の左少弁に復官したのである。時に行隆、既に五十一歳という年齢であった。
ていしきりふたゝんことをほつしてつひ如何いかんともすることあたはず。侍中じちうすゝんでいはく、だつ鯔魚しぎよたしむ、ねこにまたゝびとうけたまはる。しんねがはくはこれくせんと、いたゑがいて兩生りやうせい鯔魚しぎよをどらし、きしけてみづうかゞふ。
聞きたるまゝ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)