“追願”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おいねが33.3%
おいねがい33.3%
おひねがひ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もウ明日一日となッて、自分は娘にも別かれなければならぬかと、何となく名残り惜しく思ッたが、幸い叔父が三日の追願おいねがいをしたので、なお二三日はこちらに滞留していることとなッた。
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
しかし筆の走りついでだから、もう一度主筆に追願おいねがいをして、少しくこの門外漢の評価の一端を暴露しようか。
鴎外漁史とは誰ぞ (新字新仮名) / 森鴎外(著)
勤向覚書を検するに、四月六日に二週の追願おひねがひがしてある。此再度の賜暇は十八日に終つた。覚書には十八日より引込保養が願つてある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)