“ねがひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ネガヒ
語句割合
83.9%
願望9.7%
冀願3.2%
欲望3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それではたねあかしの手品てじな同樣どうやうなぐさみになりません、おねがひまをしましたのはこゝこと御新造樣ごしんぞさまひとうぞなんでもおをしへなさつてつかはさりまし。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
死者達の哀しい執着が——「願望ねがひはあれど希望のぞみなき」
かめれおん日記 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
聽かむのこれは冀願ねがひをはや忌ままし。
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
あだなる冀願ねがひ、あだなる悔とつひに
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
わたくしの欲望ねがひは高くまた低く、皺襞ひだの高みでは打ゆらぎ、谷あひでは鎮まりまするが、白と薔薇色のおんみの御体みからだを一様に接吻くちづけで被ひまする。
おんみの聖衣みころもは打慄へて波をうつわたくしの欲望ねがひで造りまする。