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『島からの帰途』
ふりがな文庫
『
島からの帰途
(
しまからのきと
)
』
KとBとは並んで歩きながら、 『向うから見たのとは、感じがまた丸で違ふね?』 『本当だね……』 『第一、こんな大きな、いろいろなもののあるところとは思はなかつた。医者もあれば、湯屋もある。畠もある。野菜だツて決して少い方ではない。立派な別天 …
著者
田山録弥
著者
田山花袋
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「女性 第二巻第四号」1922(大正11)年10月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
巴渦
(
ともえうづ
)
恋人
(
ラバア
)
突如
(
だしぬけ
)
悄気
(
しよげ
)
渡合
(
どあひ
)
男振
(
をとこぶり
)
覊絆
(
きづな
)
驀地
(
まつしぐら
)
丸
(
まる
)
毬
(
まり
)
硝子
(
ガラス
)
船尾
(
とも
)
迸
(
ほとばし
)