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内緒暖簾
ふりがな文庫
“内緒暖簾”の読み方と例文
読み方
割合
ないしょのれん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ないしょのれん
(逆引き)
とうとう
怺
(
こら
)
えきれなくなったらしい。女は、ふきだして、
竹婦人
(
かごまくら
)
を残して、茶の間の
内緒暖簾
(
ないしょのれん
)
の蔭へ
転
(
ころ
)
げこむように、隠れてしまった。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
中仕切の
内緒暖簾
(
ないしょのれん
)
から先は、ちょうど武家の奥向と表のような区別があって、番頭でもゆるしがなければはいれない。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すると、下座敷の
内緒暖簾
(
ないしょのれん
)
のかげから、見るからに
威嚇
(
いかく
)
的な
長刀
(
ながもの
)
を腰にたばさみ、けわしい
眼
(
まな
)
ざしをし、
月代
(
さかやき
)
を厚く伸ばした四十がらみの武家ごろが
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
内緒暖簾(ないしょのれん)の例文をもっと
(4作品)
見る
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
緒
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
暖
常用漢字
小6
部首:⽇
13画
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
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