“櫓柄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろづか83.3%
ろつか16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「捕るなら腕で来い」といったスゴイ調子で南鮮沿海を荒しまわる事五年間……せがれの友太郎も十歳とおの年から櫓柄ろづかに掴まって玄海の荒浪を押し切った。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
呼ぶこえ、おと。船のなかにはひとりの若い漁師りょうしが、櫓柄ろづかをにぎって、屏風びょうぶのような絶壁ぜっぺきをふりあおいでくる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
友太郎はその時分まで、南浜なんひん鉄工所に出て、発動機の修繕工つくろいを遣るかたわら、大学の講義録を取って勉強していたもんだが、それでも櫓柄ろつかを握らしたらそこいらの船頭はかなわなかった。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)