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櫓柄
ふりがな文庫
“櫓柄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろづか
83.3%
ろつか
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろづか
(逆引き)
「捕るなら腕で来い」といったスゴイ調子で南鮮沿海を荒しまわる事五年間……
忰
(
せがれ
)
の友太郎も
十歳
(
とお
)
の年から
櫓柄
(
ろづか
)
に掴まって玄海の荒浪を押し切った。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
呼ぶこえ、
櫓
(
ろ
)
の
音
(
おと
)
。船のなかにはひとりの若い
漁師
(
りょうし
)
が、
櫓柄
(
ろづか
)
をにぎって、
屏風
(
びょうぶ
)
のような
絶壁
(
ぜっぺき
)
をふりあおいでくる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
櫓柄(ろづか)の例文をもっと
(5作品)
見る
ろつか
(逆引き)
友太郎はその時分まで、
南浜
(
なんひん
)
鉄工所に出て、発動機の
修繕工
(
つくろい
)
を遣る
傍
(
かたわ
)
ら、大学の講義録を取って勉強していたもんだが、それでも
櫓柄
(
ろつか
)
を握らしたらそこいらの船頭は
敵
(
かな
)
わなかった。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
櫓柄(ろつか)の例文をもっと
(1作品)
見る
櫓
漢検準1級
部首:⽊
19画
柄
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“櫓”で始まる語句
櫓
櫓下
櫓櫂
櫓音
櫓声
櫓臍
櫓韻
櫓拍子
櫓番
櫓門
“櫓柄”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
吉川英治
夢野久作
泉鏡花