トップ
>
櫓音
ふりがな文庫
“櫓音”の読み方と例文
読み方
割合
ろおと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろおと
(逆引き)
巨
(
おお
)
きな
柳樹
(
やなぎ
)
の根を廻って、裏の方へ行ってみると若いおかみさんは、そこの
床几
(
しょうぎ
)
に腰かけて、川の
櫓音
(
ろおと
)
でも聞いているようにじっとしていた。
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「往復する
櫓音
(
ろおと
)
でほぼ見当がつきますし、ほかに大きな船が泊っていないのですから、間違いはないと思います」
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ゴザをしいた船の
胴
(
どう
)
の
間
(
ま
)
に横いざりに
坐
(
すわ
)
った足を、袴はうまくかくして、深い
紺青
(
こんじょう
)
の海の上を、船は先生の心一つをのせて、
櫓音
(
ろおと
)
も規則ただしく、まっすぐに進んだ。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
櫓音(ろおと)の例文をもっと
(10作品)
見る
櫓
漢検準1級
部首:⽊
19画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“櫓”で始まる語句
櫓
櫓下
櫓櫂
櫓柄
櫓声
櫓臍
櫓韻
櫓拍子
櫓番
櫓門
“櫓音”のふりがなが多い著者
壺井栄
吉川英治
山本周五郎