“噬臍”の読み方と例文
読み方割合
ぜいせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やすやすと原士どもの囲みにちるのではなかった——とこみあげる無念に体をふるわせたものの、それもいわゆる噬臍ぜいせいいなるもので、かれはたちまち
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
然らずんば臣おもえらく十年を待たずして必ず噬臍ぜいせいくいあらん、というにり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)